個人事業主アフィリエーターは死んだら困る〜の巻。

if you diedアフィリエイト雑談

アフィリエイトをしていると

売上高くなったので法人化しました〜

って

うれしい声が聞こえてきますが実際に法人化するメリットは節税だけじゃないです。

 

たとえば、アフィリエーターが死んでしまった場合。 いや、ほんとこういうのはいつ起こるかわかりませんからね。

 

 

実は法人化しておけば残された家族は安心なんですよ。

 

 

記事前半では
個人でアフィリエイトをしている人の死ぬ準備指南書を(大真面目

記事後半では
法人化のメリットをご紹介します。

 

個人アフィリエイターが死んだら

もし自分が死んでしまったら、アフィリエイトサイトや報酬はどうなると思いますか?

 

ASPアカウントが引き継げないだとぉ?

まずは、ドメイン・レンタルサーバーの名義、ASPアカウントを家族へ名義変更 をしないといけませんがこれもまぁまぁ厄介です。

さらにはアカウント引き継ぎが出来ないASPも存在します。そんな殺生な〜w

 

ドメイン・レンタルサーバー・ASPの引き継ぎについて書かれてある記事

あなたの死後、サイトは消滅する!?ASP、ドメイン、サーバーの相続対策 - サイト売買Z
サイト運営者にとって想像することすら難しいテーマですが、ある日突然、不慮の事故に遭遇する可能性もゼロではありません。実際に、弊社の提供しているサイト売買仲介サービスでも、相談を受けている最中に、売主の方が突然亡くなられて、ご家族から状況確認の問合せが
301 Moved Permanently

 

A8やアフィB、アクセストレードなど有名どころのASPで引き継ぎ不可というショッキングな事実。つまり本人が死亡したら広告タグは無効になるので

・アカウント新設してタグ貼り替え

をしなければいけません。もうこれ無理ゲーでしょう。(後半で解決方法を紹介してます。)

 

そもそも家族にアフィリエイトのこと教えてないパターン

アフィリエイトサイトって家族に見せたことがありますか?

 

もしあなたが死んでしまったらアフィリエイトサイト運営を誰かに引き継ぐことが出来ますか?

死んでからだと誰とも会話出来ないのでサイトログイン情報もASPの情報も教えることは出来ません。(大真面目

 

そもそも家族がアフィリエイトサイト情報を知っているかと言われると・・・ほとんどの方が教えていないのではないでしょうか。

 

アカウントを引き継ぐうんぬんの前に、アフィリエイトサイトにログインすら出来ないという事態に! これはいかんですよ!

 

どうしましょう。せっかくアフィリエイトという長期に渡って稼げる財産を築いても自分が死んだら残された家族はどうやって稼いでいたのか仕組みも分からず何も手が出せず路頭に迷ってしまうかもしれません。

 

まず必要な情報の保管から

とりあえず、自分が今死んだらやばいな ということはわかってきました。

 

自分がいつ死んでも大丈夫なように伝えておく情報をまとめてみましょう。

 

 

必要な情報

パスワード等の必要な情報

パソコンのログイン情報

アフィリエーターではなくてもこれは必須です。

 

パスワードソフトのメインパスワード

僕はLastpassを使っていますのでLastpassにログインするためのメインパスワードを伝えています。

これでほとんどのサイトにログインできるので一気に安心度は増します。

 

gmailの2段階認証

gmailの2段階認証をスマホを使って解除する方法を取っている場合はスマホのロック解除が自分以外でも出来るようにしておきましょう。

僕はスマホの画面ロックを使っていないのでこれは問題なし。スマホロックをしている人がほとんどでしょうけど、もしものときどうするんでしょう。指紋認証だったらまぁ死んでるけど指借りてとか?w

 

アフィリエイトサイト

アフィリエイトサイトの一覧とそのログイン情報は、ツールで管理していますがわかりづらいのでスプレッドシートで

 

・サイト名、URL、ログインURL

・ユーザー名、パスワード

・おおよその月報酬

・やること(月1記事アップなど

 

をスプレッドシートURLを保管。

 

継続するサイトと継続しないサイトと決めておくといいです。これだけは継続してほしい と伝えておくと残されるほうも安心です。

 

アダルト・出会い系・量産系の場合はちょっと伝えづらいかも知れないっすね〜。

商標が絡むサイトも短命だったりメンテナンスしないといけなかったりするのでその場合も難しいので切り捨てかな。

 

ASP一覧

・ASP名、URL、ログインURL

・ユーザー名、パスワード

・おおよその月報酬額

 

ドメイン

・ドメイン管理場所、URL

・ユーザー名、パスワード

基本的に追加することはもうないでしょうから、名義変更の方法だけ伝えましょう。

 

レンタルサーバー

・URL

・ユーザー名、パスワード

基本的に追加することはもうないでしょうから、名義変更の方法だけ伝えましょう。

 

外注

僕の場合はシュフティで外注さんに定期的に記事を発注していますがもしものときはここは継続しないで終了する予定です。いきなり主人が亡くなったので私が みたいに言われても相手も困惑するでしょうから。

 

 

アフィリエイトの一通りを伝えておく

アフィリエイトについて伝える夫

一通り上記のアフィリエイト管理に関する情報をスプレッドシートやワードファイルなどに書いたらプリントアウトします。

ファイルも残す家族にメールで送るなどしましょう。

 

そして

「もしも 僕/私 に何かあったときのためにこのファイルにまとめておくよ」と伝えておくこと。

 

伝えたら、時間を取ってもらってプリントアウトした管理ファイルを見せながらアフィリエイトの概要や作業の流れ、アカウントの引き継ぎについて、これだけやっていればいいよ ということを説明しましょう。

 

ここまでが最低限です。

 

アカウントの引き継ぎが出来ないASPを使用している場合はアカウント新設とタグの差し替えが発生してしまうので実質引き継ぎは難しいところですね。

そんな場合は、次の法人化のメリットをご覧ください。

 

 

法人化のメリット

 

契約が継続される

法人化をすると、単純に色んな契約が法人契約というものに変わります。

 

個人の場合

個人 対 法人(相手) の契約となり個人が亡くなると契約は無効になる場合もあります。

それから亡くなるとすぐに銀行口座が凍結される(相続対象になるからね)ので、報酬の振込がされません。ASPも本人名義でないと報酬を振り込んでくれません。

個人契約を引き継ぐ場合も手続きに非常に手間がかかります。

 

法人の場合

法人 対 法人(相手) の契約となり、代表者が亡くなっても法人は生き続けるので契約が無効になることはありません。毎月の報酬振込もそのまま継続です。

もちろん会社の資産も代表者が死んでも消えることはありません。年間の法人税さえ支払っていけばずっと存続できます。

 

法人成りしたら個人契約を法人契約に切り替えるのを忘れずに!

 

ASPアカウント継続

例えば、ASPの登録を法人登録にしておくと代表者が亡くなった場合でも契約は継続しますのでASPのアカウント新設をする必要はありませんし広告タグの貼り替えをする必要はなくなります。

アフィリエイトを知らない家族にASPアカウント新設と広告タグ貼り替えなんて出来るわけない!

 

法人化していても個人事業主のときのアカウントを使用している人も結構いるかもしれませんね。確認して法人アカウントを作っていない人は名義変更手続きを行うか新たに法人アカウントを作って徐々に広告タグを移動させましょう。

 

ドメイン・レンタルサーバー

ドメインやレンタルサーバーの支払いに使用している法人クレジットカードは代表者が変わるので登録カードの変更は必要ですが手続き自体は簡単です。

法人カードの代表者名義をカード会社に連絡して変更。変更されたカード番号を登録すればOKです。もしかしたら法人カードでも家族カードがあればカード番号を家族カードのほうに変更するだけで使えるかも?

 

 

アフィリエイトサイトという財産

法人の場合はアフィリエイトサイトは法人のものなので相続とかまったく意識しないでいいですね。

 

 

まとめ

法人化のメリットは節税というよりも、法人という人が立つことではないかと今回の記事を書きながら感じました。

 

長期に考えると子供にアフィリエイトやブログを教えて事業継承をするという手も法人化していればスムーズです。

会社に財産をプールしておいて、子供が大きくなったときに事業継承すればいいわけです。

 

役員の死亡保険をかけていれば、もしものときに会社に保険金が支払われるので死亡退職金として支払ったり、会社の資産としてプールして給与として残された家族に支払ったりできます。

(うちはこれ。僕が亡くなっても一生困らないように金額設定してます。)

 

法人化をするとこうして色んな選択肢が増えますし、税理士さんに相談しながら考えることが出来ます。自分が亡くなったあともよき相談相手になってくれるはずです。

 

自分が死んで 残された家族が困った状況にならないために法人化は必須だと思いませんか?

家族に明るい未来を残せるのは自分次第だと僕は思っています。

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