プラグインをスリム化
便利なプラグインを増やすよりも不必要なプラグインを削除するほうがサイト高速化につながります。
人それぞれ運営サイトの方針が違うのでプラグインがあなたのサイトに本当に必要なのか?を自分で考えてプラグインのスリム化を計りましょう。
不要なプラグインを見つける
コメント欄は必要ですか?
WordPressにはコメント欄が標準で実装されています。もしあなたのサイトにコメントが少ないようでしたらコメント欄を非表示にすることを検討してみましょう。
不要となるプラグイン
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
スパムコメントを自動で排除するプラグイン。
アクセス解析を活用していますか?
PT Engine などのアクセス・ヒートマップ解析を入れてサイト改善を行うのはとても大切です。
しかし実際にサイト改善を頻繁に行っていない場合はリアルタイムに稼働する解析プラグインは負荷が増えるだけです。そのときはプラグインを無効にしましょう。
不要となるプラグイン
Ptengine
Slimstat Analytics
などのアクセス解析プラグイン
SNSシェアボタンに反応はありますか?
シェアされやすい記事とそうでない記事がありますが、特にアフィリエイトサイトとなるとSNSシェアボタンは押されないケースが多いです。
SNSフォローボタンも同様で使用されているか確認してみましょう。
SNSボタンを非表示にすることではてなブックマークなどの重たい外部読み込み処理が減ります。サイト表示速度を優先する方にはおすすめです。
またSNSシェア数をキャッシュして表示速度をUPするプラグインも不要になります。
不要となるプラグイン
SNS Count Cache
人気記事の表示
WordPress Popular Posts は人気記事を表示するプラグインで世界中でも人気のあります。
しかし、最近はこのプラグインが原因で
・サーバー負荷が増える
・サイト表示速度が低下する
といった不具合が起きています。
改善策としては
・WordPress Popular Posts設定を最適化する(キャッシュ設定)

・別のプラグインに変更する

・人気記事機能のあるテーマCocoonを使う

・人気記事の表示をしない
などがあります。上からおすすめ順に並べていますので改善してみてください。
リダイレクトプラグイン
アフィリエイトサイトにはよく用いられるプラグインで、アフィリエイトリンクだと知られたくない、ASPを知られたくない、といった理由から使用する人も多いです。
僕も以前はAffiliate Linksというリダイレクトプラグインを使用していました。現在もプラグインが有効になっていますが新しい記事には広告タグを直貼りしています。
リダイレクトのデメリット
2回リダイレクトされる
(アフィリエイトタグの場合)自社ドメインからASPからリダイレクトしてさらにリダイレクトがかかり広告主のサイトへ飛ぶので読者は2回リダイレクトすることとなる。
リダイレクト元URLがインデックスされてしまう
設定によっては、リダイレクト元に設定したURLが自サイトページとしてインデックスされてしまいます。インデックスされてもページ自体存在しませんし、301リダイレクトがかかるのでSEOとしてはまずいんじゃないかと思います。
僕自身きちんとした結論は出ていないのですが、短縮URLを作ってリダイレクトさせる意味はそれほど感じなくなったというのが使わなくなった理由です。
別にASPがバレるといってもURLを見る人は同業者くらいで自分がバレなくても別のサイトで探せばどのASPかはすぐにわかります。
不要となるプラグイン
Redirection
Affiliate Links
Pretty Links
キャッシュプラグイン
おそらく一番悩むのがキャッシュ系プラグインではないでしょうか。世の中には様々なキャッシュプラグインが存在して、さらにはレンタルサーバーにもキャッシュ設定があります。
組み合わせは無限大といっても過言ではありません。究極を求めるとキャッシュ廃人となってしまいますのであまり高速化を追い求めるのはおすすめではありません。
元キャッシュ廃人であるがんちゃんがおすすめする高速化設定を記事にまとめましたので一度見ていただければと思います。初心者の方でも簡単な高速化設定となっています。
▼ WordPressの高速化設定

セキュリティプラグイン
セキュリティプラグインに関しては僕自身知識は不足しているのでここでは割愛させていただきます。
おすすめプラグイン、紹介サイトがあればぜひおしえてください。
最後に
プラグインをなくす方法のおすすめは2つあります。
一つは、使っていないプラグインを探してみること。
もう一つは、リアルタイムに稼働していている機能を停止することです。SNSシェアボタンやコメント欄、アクセス解析などが該当します。
サイトの訪問者が多くなればサイト表示速度やプラグイン改善に集中するといい結果がでますが、サイト訪問者が少ない場合はあまり気にせず記事を書くことに集中しましょう。
以上、まだプラグインで消耗してるの?をお届けしました。最後までご覧くださってありがとうございました。
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