無料CDNサービス Rapid START

サイト表示速度を早くする

→ 現在 CDN サービスは CLOUDFLAREを使用しています。 (2018.01.14追記)

 

CDNサービスって何?

CDNとは、(content delivery Network)の略で、分散サーバーをいくつか設置してあげて、本来、1つのウェブサーバーへかかっていた負荷をいくつかのサーバーを使って分散してくれるありがたいサービスです。

メリットとして

・WEBページの表示速度向上

・表示速度が上がるということでSEO評価UP

ユーザビリティ向上(早くなってストレスなし

CVアップ

 

ということが挙げられます。

導入も、あまり難しいことはありませんのでホワイトハット組アフィリエーターにはぜひ一緒にチャレンジしてもらいたいサービスです。

こんなアフィリ系の人におすすめ

・画像や動画を多用している記事が多い

・トレンドアフィリエイトをしている

・広告主さんのLPページを運用している広告代理店さん

 

こんな人は別に必要なし

・ペラサイト&ロングテール

・大量生産型アフィリエイト

 

実は、このCDNサービス 広告主のLPページに是非使ってほしいです。だって、広告ぶん回して1つのLPページに一気に大量アクセスが発生するわけです。しかも大量の画像を貼ったページで。たまに動画だってあるし。

LPに使ってもらえれば、CV上がるよね~。LPページ制作に、うちの制作会社使ってくれたらCDNサービス設定しまっせ~ と思ったけどトラブル出たらイヤだな・・・www

 

 

現状のサーバー負荷

ところで、高速なレンタルサーバーでも一時的な負荷には弱いし、負荷がかかると処理も遅延します。

 

例えば今日のwpXサーバーはこんな感じ。

CPU使用量の最大値400%超え。転送量は、1日あたり1.3GBほど。

 

まぁ転送量は1日50GBくらいは大丈夫なので、まだまだ大丈夫な範囲ではありますが、これがサイトの運営履歴が長くなってくると今よりもさらにサーバー負荷が大きくなってきます。

 

CPU使用量が最大値100%を超えるということはアクセスが一時的に集中しているということですので、ページの表示速度にも影響を与えます

さらには、どのレンタルサーバーでもサーバー負荷が大きくなりすぎると、制限される場合があります

 

CDNサービスを活用してウェブサーバーの負荷を減らしてあげると、なんだかいいことがありそうです。

俺のサイトは早いから別に関係ないもん

なんて思っていたらとんでもない勘違い。

GTメトリクスで計測して、「ほら。俺のサイトこんなに早いんだぜ~」 とか言ってるとすごく損してるかもしれません。下画像は僕のメインサイト(CDNなし)なんですが・・・・(まぁそんな早くもないかw

 

先ほどのCPU負荷が400%というのはほんの一瞬の出来事です。例えば、メディア露出やSNS広告配信でサイトアクセスが急増したり、バズったり。

 

結局は、 瞬間風速 が強くなったときにサーバー君、大丈夫なの?

というお話です。

上記のGTメトリクスを測定したときにCPU負荷がないタイミングなら、全くもって意味がありませんので。GTメトリクスは、ほぼ負荷がない状態でのウェブページ表示速度だということをしっかり頭に入れておきましょう。

瞬間風速のときにサーバーがどうなっているかを調べるには、サーバーのアクセス解析、リソース使用状況を見ましょう。

wpXの場合は、リソース状況をサーバー単位でデフォで見れます。

Xサーバーの場合は、サーバー管理画面のアクセス解析追加を押したら、リソースが見えるようになります。

 

PPCアフィリエイト、SEOアフィリエイトどちらの場合も、瞬間風速時にCVする機会は多いはずです。

そんなときにもし1秒表示速度が遅くなったら。

1秒表示速度が遅くなっただけで%もCVが減少する とも言われています。

 

瞬間風速 に耐えられるようにするためには、物理的に1台のサーバーを強化するではなく負荷分散させた負荷分散サーバーたちを前列に配置させる CDNの手法が一番理にかなっているのではないでしょうか。

無料CDNサービス Rapid START

無料CDNサービスには、いくつかあります。その中で有名なのがCloudFlareです。

会員登録をしてネームサーバーを変更してあげるだけのカンタン設定。

 

しかし、みんなが使っているやつ紹介しても面白くないので別のを探しました。

なんだか新しくCDNサービスをスタートしたところを発見。純国産のCDNサービスです。

 

Rapid START

https://cdn.tokyo/

 

もともと、動画配信サービスを主にやってきた国内の会社さんのよう。動画配信は負荷分散が必須なので納得です。

会社ブログも面白かったので、CDNサービスの魅力をもっと知りたいという方はどうぞ。かなりわかりやすくCDNを説明されています。

キャッシュ屋ブログ | REDBOX Labo

 

注意点&残念な点としては無料プランでは、SSL対応はしていません。ということでほとんどのサイトがSSL対応しているので・・・・(苦笑

※WEBサイトがSSL(HTTPS)の場合、スタンダードプランから対応予定です。free SimpleプランについてはHTTP配信限定となります。

 

とりあえず登録方法だけは調べたので、、、見てあげて下さい。(泣)

Rapid STARTの設定方法

ここからはCDNの設定方法を書いておきます。

まずは会員登録

といってもグーグルアカウントを選択するだけで出来てしまいます。

下のソーシャルアカウントでログイン・登録 部分の赤いg+ボタンを押しましょう。

 

ドメインの追加

画面左のWEBサイトのドメイン名を登録して下さい。 の下をクリック。

http:// と後ろの/ (スラッシュ) を抜かしてドメイン登録ボタンを押します。

 

DNS登録

ドメイン登録をすると、画面下にAレコードとTXTレコードの追加指示が表示されます。

これを見ながら、レンタルサーバーのDNS設定を変更しましょう。

wpXの場合

サーバー管理画面で、サーバー管理 > ドメイン管理 > DNS設定 を開きます。

右の”選択”で、対象ドメインを選択しましょう。

 

Aレコードの追加

DNSレコード追加タブで、指定されたとおりに記入していきます。コンテンツ部分は他のAレコードと同じ自分のサーバーIPアドレスになります。

 

TXTレコードの追加

続いてTXTレコードを追加します。コンテンツ部分は、指示の中のredbox-cdn以降を記述してください。

 

CNAMEレコードの追加

AレコードとTXTレコードの追加が終わったら、RAPID STARTの管理画面(ダッシュボード)に戻って、下画像の薄い青のボタンを押します。(オリジンドメインの登録・TXTレコードの確認)

 

押すと、以下のような画面が表示されます。最後にCNAMEレコードを追加して完了です。

 

またレンタルサーバーのDNSレコード追加画面に行って、以下のとおりCNAMEレコードを追加しましょう。ホスト名は空欄、コンテンツ部分にはfree.rs.cdnw.netを指定します。(ここは個々で違うアドレスになるかもしれませんので詳しくは指示をご覧ください。)

 

これでCDNへと切り替えが完了しました。

最後に登録情報の右にあるキャッシュポリシーをWPに変更しておきます。(WordPressの場合)

 

まとめ

Rapid START の設定はそれほど難しくありませんね。

設定できるドメインがSSLなし&1個というのがちょっとマイナスポイントですが純国産のCDNサービスとあって、速度向上に期待が持てます。(キャッシュサーバーも日本かな

 

今回のCDNサービスは、瞬間風速でサーバー負荷がかかっている状態で非常に有効です。

逆にアクセスも少ない、瞬間風速なんて風は吹かないよ という場合にはする意味はありません。

 

コメント